いやー、昨日の楽天優勝は、日本プロ野球界にとって巨人という暗黒の闇を打ち破った瞬間と思う。
来年からは、脱巨人で進むべき歴史的出来事だったと思う。
その前に、野球の神様的存在だった川上哲治氏が亡くなった。正直、これで名実ともに巨人V9の幻想の時代は終わったと感じた。
そして、今年の楽天の優勝はまさに歴史的なものだ。
プロ野球のJリーグ化が進むことができる道筋を確実なものにした。本気で野球をしたければ球団は関係ないことの証明だ。
巨人は正直、いい選手の墓場であることは間違いない。その証拠に剛速球でならした辻内が人知れず引退した。巨人以外なら、確実にエースになれる逸材だった。それを巨人というネームバリューをとったことで選手生命を棒に振った。本人は、巨人でやれたことを満足している。それにしても本当にそれでいいのだろうか。期待された選手は1軍で登板してなんぼの世界。しかし、1軍で登板回数が少ないのに巨人でやれてよかった、というのは心底、プロ野球の闇を感じた。巨人という球団の罪深さを感じた。
本来なら、球団ではなく野球をできることに感謝すべきなのだが、巨人という金満球団によってかい飼殺し状態でいいのだろうか。野球がしたいから移籍する。そいう選択をすることこそが重要なのではないか。
一番いいのは、一度でいいから、巨人に指名されてそれをフル指名選手がいてほしい。
とにもかくにも楽天優勝は、喜ばしい。
これで日本プロ野球の未来は保たれたといっていいだろう。これで、巨人が連覇したとなれば日本のプロ野球の未来はなかったに等しかった。
楽天は、東北の人々とプロ野球そのものを守ったのだ。